愛車道 vol.8 RB1 オデッセイ


 

 

■RB1 オデッセイ 岩井 優典(G -SPIRIT/仏恥義理)千葉県

 

 

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東京オートサロン 2015においてインテリアを完成させ華々しくエルティードから出展された岩井さんのオデッセイ。

まず車輛の紹介をする前にオデッセイと岩井さんの道のりを紐解こう。

 

 

 

岩井さんとオデッセイとの出会いはいまから10年前、免許を取得し新車のRB1を手に入れ岩井さんのカスタムカーライフが始まった。

オデッセイと走りだした当初、人と被らないカラーリングや最新のフォグ投入など「先取り」を意識したドレスアップを行いドレコンに挑んでいたが、当時はRBオデッセイ全盛期。同車種だけでも40台にも及ぶ激戦の時代。

 

 

「このままだと埋もれて終わってしまう!!」

 

 

この時今あるオデッセイの姿に向かっての第一歩が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰に影響を受けるわけでもない自分だけのオデッセイ

 

「人が考えてない事」「他のジャンルでやっている事でさえもNG」

岩井さんはこの点にとことんこだわり熟考した。人の真似はしたくない、影響を受けたくないとの思いからカー雑誌などはあえて参考にせず、街中の景色の中にアイディアとインスピレーションを探し求めた。例えば普段視界に入っても大して意識する事のない街中の看板なども岩井さんにとっては想像力を刺激する素材となったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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車輛を一瞥してまず目に留まるのがガルウィングだが普通のガルウィング装着車輛と比べとにかく大きな翼をもったようなシルエット。

そう、このオデッセイはドア自体を鉄板溶接で後方に延長してロング化させているのだ!!

アメリカンカスタムでは前後のドアを連結させての巨大ガルウィングは存在するが前後独立でのガルウィングの巨大化は世界初!!

さらに後部ドアに重なる部分は延長した前席ドアの形状に合わせオフセットさせ、ドアを閉じた際にはすっきりと純正然の面になる。

またオフセットでくぼませた部分は赤白のツートンカラーで塗り分け、その凝った造形をアピールするとともにカークラブ名等をあしらう。

 

 

 

 

 

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またエクステリアに複数埋め込まれたアクリルをベースとしたイルミネーション。

ロング化したガルウィングを上げた時の側面からのインパクトは塗り分けとイルミネーションが加わって強烈なインパクトとなる。

ボンネットもダクトにとどまらずアクリルイルミを投入。一点勝負ではなく前から見ても横から見ても岩井さんのアイディアを存分に体現している。

 

 

 

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無理にワクにおさめる必要なんてない!!

 

後方に周るとリアハッチから吊るされたライブ会場の音響装置のように配置されたオーディオシステムが目に飛び込んでくる。

通常時は取り外し、ここぞと見せる時にはボルトオンと配線を繋ぐだけで一気にオーディオイベント仕様に!!

これも従来通り限られたスペースでカスタムオーディオシステムを構築していくとどうしても大まかな何パターンかのレイアウトに行きついてしまう。ここでも岩井さんはそれを打ち破るべく「無理にワクにおさめる必要なんてない!!」と割り切り、ボディの規格外まで視野にいれた。

そうしてこのオデッセイの規格から一歩殻を破った存在感ある後付けトランクオーディオシステムが誕生した。

 

 

 

 

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そしてインテリアは岩井さんが大好きな紫を基調に信頼を寄せるインテリアショップ エルティードにて製作。

紫が映える白とのコントラストにイルミネーションをムーディーに配置しクールにまとめつつ、フロアマットには大好きな鯉を描くなど要所に岩井さんのこだわりで和のテイストが投入されている。

2列目を取り払いリムジン仕様にされているのは、以前2列目部に37インチのモニターを設置していた名残からの進化形だ。

 

 

 

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10年の軌跡があっての集大成

 

 

ホイールはAME XG-23をセレクト。サイズはF 9J-R 10J  19インチ。ワゴンオーナーの中ではマイノリティーなホイールだが岩井さんの感性にしっくりハマっておりお気に入り。

それを包み込むフェンダーはインナー切り上げ加工を行った上でのF 3.5cm、R 4.5cmのオーバーフェンダー。これはこのオデッセイを作り始めた10年前に製作された思い出深き、また頑丈な逸品だ。

足回りにはACCエアサス加工にアームとフォークの加工を施す。乗り心地はというと「純正のような乗り心地です!!」低車高にこだわるあまり車内の居住性を損なってしまうオーナーもいる中、こうしたストレスのない乗り心地を追求するのも一台のクルマと長く付き合う秘訣だ。

 

 

 

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※撮影時、撮影スペースが十分に取れず車体の一部が見切れて紹介しきれていない場所がある点をお詫び申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人が考えていない事」をやってやろう!!という思いは本腰を入れてカスタムカーに向き合うオーナーなら誰しも一度は考える事だろう。

しかしどれだけ考えてもどこか何かしらの影響を受けてしまったものであったり、それがその車にしっくり馴染まないから誰もやっていない事であったり・・・

言うのは簡単だがそれを具現化するのは非常に難しい「オリジナリティー」。

その「オリジナリティー」という至難の課題に向き合い、こだわり続けたからこそ到達した※無二無三のオデッセイ。

 

※無二無三・・・ただ一つしかなく、それに代わるものがないこと。転じて一つの物事に心を傾けてそれに打ち込むさま。

 

 

 

 

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オデッセイの進化は今回のオートサロンでの披露でひとまず一区切り。

現状リメイク予定はなしとの事で2015年は様々なイベントに参加しオデッセイと楽しく走っていくとの事だ。

生で見る機会のある方は是非隅々まで見て岩井さんのこだわりを感じてもらいたい。