愛車道 vol.11 Y31 シーマ


■Y31 シーマ 関 健一

 

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『渋い』・・・多くを語らずその魅力を伝えること

 

 

 

 

 

ドレスアップカーも近年は多種多様、多岐にわたる個性的な仕様が乱立し、ひとえに「VIP系」と言っても一概にひと括りにできない様相を呈している。

その中でひと際「VIP」の王道たる姿勢を貫く関さんのY31 シーマ。

 

20年以上前「VIP系」が真っ直ぐに「VIP系」だった頃Y31 シーマをイジっていたオーナーが20年の時を経て、古き良きではなく「古きを活かし現代の良さ」を投影したネオ当時仕様たるY31を復活させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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エクステリアは真紅のオリジナルレッドにオールペン、そして要所のブラックアウトでメリハリをつける。。インパルのボディーキットをベースにFバンパーに70スープラのリップをニコイチ加工で合体し、今風ではない当時のスポーティ感を投入。低車高に対応すべく全高は20mm短縮。開口部からのぞくのはワンオフインタークーラー。

逆にRバンパーは短縮しつつもニコイチで全高が伸びたFとバランスをとる為30mm延長とミリ単位の補正で全体のバランスを計算し製作されている。

トランクは別体のスポイラーではなくワンオフで一体化したエッジの効いたデザインを造形。シンプルでさりげない足し算ながら存在感のしっかりとしたリアビューを演出している。

そしてエキゾーストにはマジカルワンオフフルストレート管、リアには往年の逸品バラムンディをセレクト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そしてオーナーが一番苦心したという足回りから成り立つフェンダー廻り。シーマ純正のセミトレーリングアームをより可動域の広いマルチリンク式に換装、マジカルワンオフ車高調を組みホイールにOZのフッツーラ10J、12Jの17インチを履きこなす。この深リムホイールを収納する為フェンダーはF 25mm、R 30mmのオーバーフェンダーに前後25mmのアーチ上げを行っている。

これには「昔のVIPはツラウチが主流だったが、どうしてもこのシーマでキャンバーを描きツライチを実現したかった!!」という並ならぬオーナーのこだわりがあったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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決してイマドキのドレスアップカーのような直球的な派手さはない、しかしY31が本来持ち併せる「らしさ」を尊重しつつも大技と細かな小技の積み重ねで「渋さ」というオーラを纏った関Y31。

渋さの中に要所にちりばめられたスポーティ感が絶妙なバランスをとっておりベテランオーナーの厚さを感じる。

 

これからも長くこのY31と付き合っていくにあたり部品取り車として数台をストック。生産から20年以上経った車輛と長く付き合っていくには目先のカスタム以上に不測の事態に備える事こそが肝要なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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関さんとY31との一番の思い出は一昨年「ドレフェス関西」にて『シーマ総合優勝』に輝いたことだ。型式関係なく会場にいる全型式のシーマの中から群を抜き圧倒的に得票したのだ。ドレコンの結果が総てではないが、こだわり抜いて作り上げた愛車が重賞を受賞するのはひとしおだった事だろう。

今後の予定は「オールペン」との事だが、実は関さんの家族は奥さんが16アリスト、そして息子がY32シーマのオーナーという改造車一家!!一家揃って同一の趣味、会話ができるという事は他の改造車オーナーの数倍楽しい改造車ライフを送っておられるであろうと察する。

愛車の改造やメンテナンス、家族とのクルマ談義・・・これからもひと一倍楽しい改造車道を送ってもらいたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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