愛車道 vol.10 30セルシオ 


 

 

■30 セルシオ 谷田 梨恵(EXTREME)兵庫県 

 

 

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昨年それまでの女性らしいカスタムペイント仕様を拭い去り、徹底したフルリメイクを敢行!!

本年東京オートサロンにてセダン優秀賞受賞、VIP STYLE4月号ではカバーカーに輝いた谷田セルシオ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「クルマに性別なんて関係ない!!誰が見てもインパクトのあるカッコいいクルマを創りたい!!」

 

 

 

 

 

 

 

まず今回の仕様の前に谷田セルシオが世に出た前仕様の紹介から入ろう。

「女の子らしく女の子しかできない仕様」。

エイムゲインの純VIP GTを中心に当時のトレンドど真ん中のシルエットにLS600hの3連プロジェクター2セットを投入したヘッドライト、そして極め付けにハート柄やレース模様、ピンストライプをあしらったド派手なキャンディーピンクのボディーカラー。

VIPともLUGとも判断しがたいまさにやりたい放題な、しかし一度見たら目に焼き付くインパクト抜群の30セルシオ。

なにが正解でなにが不正解なのかも考えず、ただ自分のクルマに対する世界観をぶつけ完成した名刺代わりになる1台となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キャンディーピンクのセルシオで全国各地のイベントを周る中、好成績を残し、たくさんの人に愛車を覚えてもらった。

しかしいつからかその状況に

「女の子がオーナーのクルマだから?」

という思いが沸きはじめ

「クルマに男も女も関係ない!!ハンデなしで誰が見たって凄いって思うクルマを創りたい!!」

と強く思うに至る。

 

そう決意してからはひたすら普段読まないジャンルのカー雑誌にまで視野を広げ、描いたイメージ画は数え切れないくらいになった。

名刺代わりのカスタムペイントを潔く脱ぎ捨て、いざフルリメイクに突入するまでの構想期間は数か月にも及んだ。

いざ作業が開始してもセルシオのラインとイメージ画のラインがしっくりこない、造形も要所要所何度もやり直し、ボディーカラーに関しては納得いく色味に妥協せず2度のオールペンを行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして誕生した「NEO D.T.M JAPAN」!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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フルリメイク突入から約1年、仕様変更の域を超え、別車輛として生まれ変わった1台が誕生した。

コンセプトは「NEO D.T.M JAPAN」

言わずと知れたドイツツーリングカー選手権(D.T.M)に参戦するマッシブなモンスターマシンだ。

しかしそれをそのままセルシオにオマージュするのではなく、セルシオのラインにアレンジし、日本の交通事情を考慮し、また日本独特の改造車らしさを取り入れオーナー独自の解釈で洗練した。

全体的にはD.T.Mの流れを汲むスポーティー&重圧的なマッスルなシルエット。

ボディーカラーに選択したキャンディーピンクからはあまりに対照的な デイトナグレーパールエフェクトがそのシルエットをさらに重厚感溢れる厳めしいものとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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取り付け部分以外は総てワンオ製作したフロントバンパー。流行りに乗って開口部を拡大させるのではなく、逆に開口部内に別体式のインサートを取り付け重厚感を演出。しかしその上部に設けられた側面にまで周りこむひさしがワイド感を演出。

スピンドル風のラインはいかにもやりました!!ではなくバンパーのデザイン上それがベストだったので採用。よって強調することなくバンパーのいちラインとして自然に処理。

バンパー最下部に埋め込まれた市販では類を見ないデイライトはワンオーダーの特注品だ。

筋肉質なボンネットダクトはD.T.M意識で製作。前方にせり出した大型化されたグリルはボンネット一体型で製作。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ブリスターのワイド感を生かしたフロントフェンダーダクトは潔くGTカー意識で下部まで貫く。出し幅は10cm。

外装で唯一挿し色となるキャンディーゴールドにペイントされたホイールはレーベンハート LS-R 20インチ。絶版のお気に入りだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フロントフェンダーダクト内から伸びるラインは後方に延び、リアドアに設けた独特な形状のダクトに絡み合う。

そしてリアドアダクト上部のラインはクォーターを貫きリアウィングへとなめらかに繋がる。

オーナーが一番苦心した造形デザインだ。構造はフロントと同様にブリスター化でワイドにした上でその上にオーバーフェンダーを重ね合わせる。これによってただ単純にワイド化したのではなく、前後にラインを伸ばせるようになりデザイン性の自由度が上がるのだ。リアの出し幅は片側13cm。

ブリスターラインから繋がるエッジの効いたウィングはWALDのメルセデス・ベンツ SL用をモチーフにワンオフ製作。

テールランプは現行LEXUS LSを意識しLラインを製作。これにより一気にリアビューが新鮮さをまとう。

ブリスターからのラインと融合し両脇にダクトを備えるリアバンパーはシルクブレイズのヴェルファイア用をベースにニコイチからの加工品。ミニバン用からチョイスする着眼点など、とことんオーナーの誰ともかぶりたくない!!という気持ちが表れている。

ディフューザーからのぞく6本出しのハス切りマフラー。ここに流行りにブレないジャパンテイストが宿る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今春完成したヘッドライトは前仕様と対照的にスッキリと製作。プロジェクターにはアクアとスカイラインを流用しウィンカーはリバーシブルのLED球とリフレクターでクールにまとめる。製作はSKパフォーマンス。ライト加工にあわせアイラインも大型化して新調。

リアウィンドウからのぞくリアトレイに設置されたウーハーはキッカー製。室内オーディオは総てキッカーで統一。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外装のスパルタンさとは対照的な女子力全開のインテリア

 

 

 

 

 

 

 

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重厚感ただならぬスパルタンな外装だが、ひと度ドアを開けると目が覚めるような女の子の部屋がそこに広がる!!

運転中、圧倒的に目に飛び込んでくるのは外装ではなく内装。そこでオーナーは内装は徹底的に自分の理想の部屋にする事とし、インテリア専門店エルティードのMAYUMIさんと案を出し合い自身の大好きなアパレルメーカー「Rady」を投影した世界を作った。

これまでファンシーであったりカワイイ内装は多数見てきたが、これほどまでに徹底した世界観ある内装があっただろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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淡いピンク、パープル、ホワイトのRadyをイメージした配色が隙なく室内を網羅する。シートにはバービーと時計がエアブラシで描かれさらにスワロフスキーが散りばめられている。

天井にはエルティードのイメージキャラクターとRadyのシャンデリアを融合させたイラストが。

目につきにくい所だが、フロア、シート台座にレザー、スカッフはアルカンターラに張り替えられている。

また30セルシオではステアリングのインテリアは純正張り替えが主流だが、ショップにてステアリングボスにマル秘加工を施しナルディーのステアリングに換装。めったとない芸当だ。

センターパネルをはじめ室内のパネル類総てをイメージカラー3色でグラデーション塗装。こちらにもスワロフスキーをあしらう。

プレイステーションのコントローラーはユニバーサルエアーのエアサスキット用のコントローラー。今回のフルリメイクで全国各地のイベントにストレスなく走っていけるように車高調から換装した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ただひたすらにカスタムするだけが改造車じゃない!!たくさんの改造車を見てきただけにたくさんのトラブルも見てきた。

自分自身もトラブルに悩まされた事もある。

先に先に進みたい気持ちもあるが、いま現在谷田さんは先の構想に夢ふくらませながらトラブルでクルマもオーナーも泣かないようメンテナンスに時間を割いている。

そんな夢の詰まった1台、イベント会場等で見かけたら是非じっくりと見てやってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後に今回「NEO D.T.M JAPAN セルシオ」のPVを披露だ!!

画像では伝わりきらない公道を駆ける迫力ある姿を見てくれ!! 

 

 

 

 

 

 

【PV編集】RYO DESIGN STUDIO

 

 

 

 

 

 

 

 

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